腰椎椎間板ヘルニア(坐骨神経痛)
2023.5.1 mon
カテゴリ:
腰
症状について
腰椎椎間板ヘルニアは椎間板組織が脱出、神経根を圧迫し
腰・下肢痛を引き起こす病態です。
[症状]
急性と慢性に生じ、腰痛と片側の下肢痛があります。
発症当初は腰痛がひどく動くこともできない場合もありますが
1~2日で腰痛が軽減すると、圧迫されていた神経根の支配領域に
下肢痛としびれが生じてきます。
また排尿障害や下肢筋力が低下する場合もあります。
SLRテスト、FNSテスト、Kempテストが陽性になります。
[原因]
加齢による椎間板の退行変性や重たい物を持ち上げたり
スポーツなどの力学的負荷が原因となる症例が少なくありません。
また家族集積性や仕事や日常生活によるストレスなどの
精神社会学的側面が関与していることも指摘されています。
[治療]
急性期は安静にし
軽快後は腰背筋や腹筋、体幹を強化により、腰部脊柱の支持性を強化します。
コルセット、非ステロイド性抗炎症薬や解熱鎮痛薬、
ブロック療法も有効です。
ヘルニアは3ヵ月以内に貪食細胞により自然消失し
保存療法で軽快する場合が多いです。
よってほとんどのヘルニアは手術を避けられます。
また頸椎、腰椎も含め30%前後が無症状のヘルニアと確認されています。
岡山市南区の並木町の整骨院では手技や物理療法、骨盤矯正、交通事故治療、
筋力強化やストレッチなど腰椎椎間板ヘルニア(坐骨神経痛)に対応した施術を行っております。
並木町の整骨院へご相談ください。